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熱中症とは

熱中症とは、体中の水分不足と塩分不足で、複数の症状が現れる病気です。
ここでは、熱中症を理解するために「体の中の水分とミネラルの働き」「熱中症の統計」を解説します。
体の中の水分とミネラルの働き
体の中に存在する水分とミネラルは、人間の生命維持に欠かせません。以下では、水分とミネラルの役割を解説します。
水分
成人体約6割が水分です。人間は水分が不足、血液がうまく循環でき、生命維持ができ。体内を循環している血液は、各臓器に酸素を与えたり、体に不必要な老廃物や二酸化炭素を尿として排出した。
ミネラル
ミネラルは、電解質とも呼ばれ、食塩の構成成分であるナトリウムやクロル、果物に多く含まれるカリウムなどがあります。ミネラルのなかでも、熱中症に深く関わるのはナトリウムです。
ナトリウムが不足すると、初期症状では、倦怠感や活気の低下が現れます。症状が進行すると、頭痛や嘔吐が出現します。最終的には、ナトリウム不足がけいれんなどを引き起こし、死に至ることもあります。
熱中症の統計
熱中症は、気温や湿度の高い夏場に起こりやすい病気です。
平成30年に熱中症で死亡した人数は、1500名を超えており、平成7年に比べると約5倍の多さです。乳幼児期を除き、熱中症のリスクは、年齢を重ねるほど高くなります。特に、熱中症で死亡した人数の約8割が65歳以上ため、高齢者は熱中症に要注意です。
参照 厚生労働省 年齢(5歳階級)別にみた熱中症による死亡数の年次推移(平成7年~30年)
65歳以上の高齢者に熱中症が多い理由は、体の中に存在する水分量が成人平均の約6割から5割へ減ることが考えられます。体の中に存在する水分量が減ると、発汗する汗の量が減るため、体内に熱がとどまりやす。、高齢者は、生理機能が低下しているため、体温調節の機能がうまく働。
。
熱中症の発生メカニズム

熱中症を予防するには「熱中症の発生メカニズム」を知ることが重要です。
ここでは、熱中症発生メカニズム、熱中症の原因と症状を解説します。
熱中症の原因
熱中症の原因は「環境」「体調」が関係しています。
環境要因
体内熱がこもりやすい体外温度が高、体内の熱を外に発散できなため、汗をかきやすくなります。
体内の熱がこもりやすい場所は、具体的に「運動場」「海」「プール」など「体育館」「車の中」「風呂場」密室。
体調要因
熱中症を発症しやすい、運動や労働など。
また、発熱や脱水症状のある病気は、体内の水分やミネラルが不足しがちなため、熱中症にやすい。
発熱や脱水症状のある病気は、具体的に「風邪」「下痢症」「糖尿病」「心不全」などです。特に、体温調節がうまくできない乳幼児は、熱中症に注意が必要です。
熱中症の症状
熱中症の症状は、水分不足によって起こる脱水症状と、ミネラル不足によって起こる低ナトリウム血症の症状です。
熱中症の症状と重症度分類については、以下の表のとおりです。
上の表より、熱中症の症状がわかると「重症度分類」ができるため、重症度に合わせた「熱中症対策」が重要です。重症度がⅠ、Ⅱ度の熱中症の症状がある場合は「熱中症予防」をすることが必要です。重症度がⅢ度になった場合は、命に関わる可能性があるため、一刻も早く救急受診をしましょう。
熱中症の予防方法

熱中症の予防は、適切な水分補給と、暑さを感じない環境で生活することが必要です。
ここでは、熱中症を予防するために「水分・塩分・糖分の補給」「暑さ指数を参考にした生活」を解説します。
水分・塩分・糖分の補給
熱中症を予防するには、体に必要な水分が「水分補給」欠かせません。
水分補給をする際は「水分」「塩分」「糖分」の3つの成分が必要です。それぞれの成分が必要な理由は以下のとおりです。
水分が必要な理由
体内の水分が不足すると、各臓器へ栄養素や酸素を十分に運べなくなります。熱中症を防ぐためには、適切な水分補給が重要です。
塩分が必要な理由
、体内の熱を下げるために、体から汗が汗には塩分が含まれており、大量に汗をかくと、塩分不足になります。
糖分が必要な理由
水分補給は、水分と塩分に加えて、糖分を摂取すると、熱中症に効果的です。
糖分は、体の中で代謝されて真水を生成するため、細胞内の水分を補給する。
上述の理由から、熱中症の予防目的で水分補給する場合は「水分」「塩分」「糖分」が含まれているスポーツドリンクや経口補水液を飲用しましょう。また、水分補給の方法は、どの年齢でも変わることがないため、のどが渇く前にスポーツドリンクや経口補水液をこまめに摂取することが必要です。特に、体調の自己管理ができない乳幼児は、親がスポーツドリンクや経口補水液の摂取を促すことが重要です。
暑さ指数を参考にした生活
熱中症を予防するには、暑さ指数を参考にした生活が必要です。
暑さ指数(WBGT)は労働環境や運動環境の指針として有効であると認められ、ISO等で国際的に規格化されています。
引用元サイトを開く 厚生労働省「熱中症予防のための情報・資料サイト」
引用 環境省 熱中症予防情報サイト 暑さ指数(WBGT)とは?
暑さ指数を参考にした生活は、熱中症の環境要因を回避するため「熱中症予防」に有効です。
熱中症予防の具体的な行動指針は、以下の表を参考にしてください。
引用 環境省 熱中症予防情報サイト 暑さ指数(WBGT)とは?
乳幼児の場合は、気温が35度以上のとき、熱中症のリスクが高いため、運動を中止すべきとあります。公園で我が子が「遊びたい」と言っても、親が室内で遊べる環境を作りましょう。
まとめ
熱中症で命を落とさないために

熱中症は、体内の水分と塩分が不足するため、命に関わる可能性がある病気です。
熱中症が発生するメカニズムは「環境」「体調」が関連しており、段階的に「熱中症の症状」が現れます。
熱中症を予防するには「水分・塩分・糖分の補給」「暑さ指数を参考にした生活」が必要です。特に、乳幼児は、体調の自己管理ができないため、親が熱中症予防を実践することが重要です。
熱中症で命を落とさないために、

