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子宮頸がんとは

子宮頸がんに罹患すると宮頸がんの統計データ。
子宮頸がんの「死亡者数」と「罹患者数」の統計データから読み取れることは、以下す。
- 死亡者数
2018年のがん統計では、2871名が子宮頸がんで亡くなっています。その中でも、子宮頸がんの死亡率は「30代では約5%」「40代では約15%」「50代では約17%」となっており、若い世代の死亡者数が多いです。
- 罹患者数
2015年のがん統計では10,776名が子宮頸がんに罹患しています。その中でも、子宮頸がんの罹患率は「20代では約2%」「30代では17%」「40代では25%」「50代では17%」となっており、40代で子宮頸がん発症のピークを迎えることが特徴です。
「死亡者数」「罹患者数」が多いため、子宮頸がんに罹患すると長生きできない可能性が高いことがわかります。
参照 国立がん研究センター がん情報サービス 最新がん統計
子宮頸がんの発生原因

子宮頸がんの発生原因は、ほとんどがヒトパピローマウイルスによる感染によって起きています。
また、子宮頸がんの発生リスクが高くなる要因は、喫煙です。
ここでは、子宮頸がんと「ヒトパピローマウイルス」「喫煙」の関係について解説します。
ヒトパピローマウイルス(Human Papilloma Virus)
子宮頸がんは、子宮頚部異形成(子宮頚部にある正常細胞が、正常とは異なる状態になること)と呼ばれる段階を経て発生すると考えられています。
子宮頚部異形成を起こす原因は、ヒトパピローマウイルスの持続感染です。
ヒトパピローマウイルスは、100種類以上もの型があるとされており、そのうち、14種類の型は、発がん性があるといわれていいます。特に、ヒトパピローマウイルス16型、18型が子宮頸がんの原因である確率は、「全世界で約7割」「日本で約6割」と高いです。
参照 WHO ヒトパピローマウイルスおよび子宮頸がん
喫煙
喫煙は、子宮頸がんの発生リスクを高めることがわかっています。
たばこの中に存在している発がん性物質を含んだ化学物質が、人の免疫機能を低下させて、ヒトパピローマウイルスの持続感染を起こしやすくさせます。また、たばこの中に存在している発がん性物質を含んだ化学物質が、直接的に子宮の正常細胞をがん化させる働きもあるといわれています。
参照 国立開発研究法人 国立がん研究センター 社会と健康研究センター 喫煙と子宮がんリスク
子宮頸がんの予防方法

子宮頸がんは、予防が可能です。
子宮頸がんを予防するには、ヒトパピローマウイルス持続感染の回避と、子宮頸がんの早期発見が。
ここでは、HPVワクチン接種と子宮頸がん検診の重要性を解説します。
HPVワクチン接種
HPVワクチンは、子宮頸がんを予防することが可能です。
HPVワクチン接種以降は、ヒトパピローマウイルスに対する免疫力がついているため、持続感染する可能性が低くなります。
日本で受けられるHPVワクチンサーバリックスガーダシル。HPVワクチンによって得られる免疫力は、子宮頸がんの主な発生原因であるヒトパピローマウイルスの16型と18型です。
また、2020年7月ごろにHPVワクチンが正式承認される見通しです。
HPVワクチンは、6、11、16、18、31、33、45、52及び58型に対して免疫力がつくため、ワクチンよりも子宮頸がんの予防効果は高いといわれています。
一方で、HPVワクチンによる副反応は、生じるがあるとされています。しかし、HPVワクチンに含まれているヒトパピローマウイルスは、弱毒化されているため、人体に毒性を示す可能性は、極めて低いことがわかっています。
HPVワクチン接種の流れ
HPVワクチン接種の適齢期は、小6~高1の間です。
性交渉が始まる前にHPVワクチンを接種すると、子宮頸がんの予防効果が最大になるためです。また、予防接種法でHPVワクチンは、定期接種とされています。そのため、小6~高1の期間は、公費でHPVワクチンの接種を受けられる、自己負担額はありません。
HPVワクチン接種までの流れは、以下の通りです。
適齢期、性交渉が始まる前までの時期に産婦人科へ受診する必要があります。
2026年度から、定期接種に用いられるHPVワクチンは9価ワクチンです。定期接種の対象は小学6年から高校1年相当の女子で、接種開始年齢により合計2回または3回接種します。最新の対象者と接種方法は、厚生労働省または自治体の案内を確認してください。
ヒトパピローマウイルスの持続感染を回避するために、受けたほうがよいでしょう。
子宮頸がん検診
子宮頸がんです。
子宮頸がんを早期発見する方法は、子宮頚部の細胞を擦り取って、顕微鏡で異常な細胞がないかを診る細胞診(正式には子宮頸部擦過細胞診)です。
子宮頸がん検診の子宮頸がん予防効果は、国立がん研究センターによると下記のように示されています。
世界中で行われた多くの観察研究により、子宮頸部擦過細胞診(従来法)を定期的に受診すると、子宮頸がん死亡率と浸潤がん罹患率が減少することがわかりました。定期的に検診を受けることによって、子宮頸がん死亡率を最大80%まで減少させることができます。
引用元サイトを開く 厚生労働省「がん検診」
引用 国立がん研究センター がん情報サービス 子宮頸がん検診
子宮頸がん検診の流れ
子宮頸がん検診の対象者は、20歳以上の女性です。
国や地方自治体などからの通知はないため、子宮頸がん検診の適齢期になったら、地方自治体で子宮頸がん検診を受けられる場所や助成制度について確認が必要です。
子宮頸がん検診を受ける場所が決まれば、医師による診察は「問診」「視診」「細胞診」があります。
医師の診察で異常が疑われると、次に精密検査をします。精密検査でも異常が見つかれば、子宮頸がんを治療する方向になります。
医師の診察や精密検査で異常が見つからなければ、2年ごとに子宮頸がん検診を受けることが推奨されています。
まとめ
娘に長生きしてもらうために

子宮頸がんは、若い世代の死亡率、罹患率が高いため、子宮頸がんに罹患すると生きない可能性があります。
子宮頸がんの発生原因は、ほとんどがヒトパピローマウイルスの持続感染によることがわかってます。また、発生リスクを高める要因は、喫煙です。
子宮頸がんを予防するには、ヒトパピローマウイルス持続感染の回避と、子宮頸がんの早期発見が重要です。
そのため、適齢期の女性は、HPVワクチンの接種と子宮頸がん検診を受けましょう。

