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アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎とは、以下のとおり、定義されています。
アトピー性皮膚炎は、増悪と軽快を繰り返す掻痒のある湿疹を主病変とする疾患
引用元サイトを開く 日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024」
引用 公益社団法人日本皮膚科学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018 定義・疾患概念
ここでは、アトピー性皮膚炎の「「痒みが発生するメカニズム」を解説します。
アトピー性皮膚炎の
「アトピー性皮膚炎の予防方法」を実践するには、まずアトピー性皮膚炎の「患者数」「有症率・重症以上の割合」を知る必要があります。
患者数
新しい治療開発など進歩してい、増加傾向。
厚生労働省の平成29年患者調査によると、日本のアトピー性皮膚炎の患者数は、以下のグラフとおりに推移しています。
昭和59年と平成29年の患者数では、2倍以上の差があります。そのため、アトピー性皮膚炎に悩まされている方が増えていることは、一目瞭然です。
有症率と重症以上の割合
アトピー性皮膚炎の一般的な経過は、加齢とともに寛解することが多いです。一方、年齢を重ねても寛解に至らない場合は、重症化する割合が高くなります。
- 有症率
全国平均で4カ月児12.8%(351/2,744),1歳6カ月児9.8%(631/6,424),3歳児13.2%(906/6,868),小学1年生11.8%(1,479/12,489)、小学6年生10.6%(1,185/11,230)、大学生8.2%(684/8,317)であった。
引用元サイトを開く 日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024」
- 重症以上の割合
重症以上の占める割合を小学1年生から大学生にかけて年齢別でみると,小学 1 年生で 1.7%、小学6年生で2.2%、大学生で5.5%と年齢が上がるにつれて上昇する傾向が認められた
引用元サイトを開く 日本皮膚科学会「アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2024」
公益社団法人日本皮膚科学会 アトピー性皮膚炎診療ガイドライン2018 疫学
アトピー性皮膚炎は、有症率と重症以上の割合のデータから、できるだけ若い年齢で寛解へ向かうように予防した方がよいでしょう。
アトピー性皮膚炎のみが発生するメカニズム
アトピー性皮膚炎のなかで最も困る症状は、「み」です。
みが発生することによって、睡眠が十分にとれないこともあるため、など生活の質が低下します。
アトピー性皮膚炎のみが発生するメカニズムの1つに、IgE抗体が関与することがわかっています。
IgE抗体とは、みを感じる神経伝達物質を放出し、異物から体を守ろうと働くタンパク質です。
アトピー性皮膚炎の人は、IgE抗体が過剰に働いてしまうため、みが現れます。
アトピー性皮膚炎の原因

アトピー性皮膚炎を予防するには、「アトピー性皮膚炎の発生原因」を知っておくことが必要です。
ここでは、アトピー性皮膚炎が発生する「遺伝的要因」「環境的要因」を解説します。
遺伝的要因
アトピー性皮膚炎は、誰もが発症する可能性のある病気です
アトピー性皮膚炎は、家族歴が重要で、日本人の約30%に「アトピー素因」があるといわれています。
アトピー素因とは、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症などアレルギー性の病気を起こしやすい体質のことをさします。
両親は、アトピー素因を持っていない兄弟がアトピー素因を持っていれば、自分自身にアトピー性皮膚炎が発症する可能性が十分あるのです。
血縁者の誰かがアトピー素因をもっている可能性ため、アトピー性皮膚炎は、誰もが発症する可能性のある病気と捉えたほうがよいでしょう。
環境的要因
アトピー性皮膚炎は、環境的要因の影響を多く受けます。
環境的要因とは、アトピー性皮膚炎の人が化学物質や食品添加物などの異物を「接触」「摂取」「吸引」することにより、痒みが発生したり、増悪したりする因子のことです。
アトピー性皮膚炎の患者数が増加している理由の1つに、生活環境の変化が挙げられています。
農薬使用
さらに、コンビニ弁当は、消費期限をできるだけ長くするために、保存料、防腐剤などの化学物質が使用されています。
食べ物以外にも、衣服に残留している洗剤やハウスダストなどによる影響で、アトピー性皮膚炎による痒みが発生することがあります。
アトピー性皮膚炎の予防方法

アトピー性皮膚炎症状見た目
ここでは、アトピー性皮膚炎の予防方法「新生児期からの保湿剤使用」「環境的要因の回避」について解説します。
新生児期からの保湿剤使用
アトピー性皮膚炎の発症を予防するには、新生児期から保湿剤を塗布しましょう。
新生児期からの保湿剤塗布によりアトピー性皮膚炎の発症リスクが3割以上低下することが分かりました。
引用元サイトを開く 国立成育医療研究センター「世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見」
引用 国立成育医療研究センター 世界初・アレルギー疾患の発症予防法を発見
まで、アトピー性皮膚炎の発症を予防する方法は、ありませんでした。そ上述のエビデンスは、乳児期からの保湿剤塗布が、アトピー性皮膚炎の発症リスク低減につながる可能性があるという点が画期的といえます。また、誰でも簡単に実践できるところが、魅力の一つです。
保湿剤は、病院で医師から処方しても、ドラッグストアで購入きます。新生児に保湿剤を全身に1日1回、6か月間以上、塗布し続けましょう。
環境的要因の回避
アトピー性皮膚炎は、環境的要因を回避の悪化を予防できます。
環境的要因を回避するには、アトピー性皮膚炎の痒みが発生する原因の物質は、何かを特定することが重要です。原因物質は、皮膚科を受診し、アレルギー検査を行えば、特定できるがあります。
痒みが発生する原因物質が特定できない場合は、アレルギーの原因になりそうな原因となる可能性がある物質への「接触」「摂取」「吸引」を避ける工夫が必要です。
痒みが発生する原因物質の具体例は、以下のとおりです。
- 接触
洗剤
柔軟剤
シャンプー
金属アクセサリー
- 摂取
防腐剤、保存料、着色料など食品添加物
農薬
医薬品
- 吸引
タバコ
塗料
ハウスダスト
花粉
環境的要因を完全に回避することは、難しいです。そのため、環境的要因との「接触」「摂取」「吸引」を最小限にすることが、寛解への近道といえるでしょう。
まとめ
我が子が痒みで困らないために

アトピー性皮膚炎とは、掻痒のある湿疹を主病変とする病気です。
アトピー性皮膚炎は、誰もがかかりうる病気で、生活環境の変化によって増えています。
アトピー性皮膚炎の予防方法は「新生児期から保湿剤の塗布」「環境的要因の回避」をすることです。
「アトピー素因」のある方は、我が子が困らないようにアトピー性皮膚炎を予防しましょう。

